地価 land value 2005 9 22

 ニュースでは、地価が、都市部で回復傾向にあり、
都心の一部では、「ミニ・バブル」という話もあります。
一方、地方では、地価が下落傾向にあります。
 これは、地価の二極化が進んでいるとも言えるでしょう。
少子化と人口減少が、さらに二極化を推進させるかもしれません。
そして、少子化と人口減少が、「構造改革」を加速させているかもしれません。
 つまり、構造改革を推進しているのは、
政治家ではなく、少子化と人口減少であると思えるのです。

構造改革 structural reform 2005 7 8
 構造改革とは、都市対地方の対立でもあります。
外国に行けば、わかるように、外国では、都市と都市の間には、
人家もない、無人の、広大な土地が広がっています。
この方が、経済効率がいいのです。
 それに対し、日本は、山間部を除けば、
均等に、人口が広がっていると言えるでしょう。
これは、今まで、国土の均等な発達を目指してきたからです。
 構造改革とは、今までの「国土の均等な発達」ではなく、
外国のような経済効率性を求めるものです。
 どちらも、誤りではありません。
誤りと言えるのは、こうした重大な方針を決定するに際して、
一部の政治家や学者が決めていることです。
 これでは、「お上が決めたから、国民は従え」ということになります。
こうした重大な方針を決定するには、国民的な合意が必要です。

































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